岡山県吹屋ふるさと村

吹屋風景写真 標高550mの山嶺に塗込造りペンガラ格子の堂々たる町家が建ち並んでいるのは,江戸時代から明治にかけて中国筋第一の銅山町に加えて江戸末期からベンガラという特産品の生産がかさなり,当時の鉱業地として大いに繁昌した面影である。幕末から明治にかけて吹屋はむしろ「弁柄の町」として全国に知られていた。しかも吹屋街道の拠点として、鋼や,中国産地で生産される砂鉄,薪炭,雑穀を集散する問屋も多く備中北部から荷馬の行列が吹屋に続き,はたご屋,飲食店の立ち並ぶ山間の市場町として吹屋の繁昌を保っていた。これらの鋼や鉄,弁柄は吹屋から更に荷馬に負わされ成羽へ運ばれ,それから高瀬舟で玉島港に集められ,そこから上方や四国へ輸送されたのである。江戸時代から成羽や玉島の繁栄は吹屋の鉱工業に負うところ大きいと云われる。

【弁柄の起源】
吹屋風景写真酸化第二鉄を主成分とする無機赤色顔料の一種。人類が使用した最古の顔料。高級品から大衆製品まで何段階にも別れており、高級品は陶磁器の模様書き(九谷、伊万里、薩摩等)漆器の下塗(輪島・讃岐等)家具塗装、染料、印肉、船舶錆止め等、非常に広範囲に使われ、貴重品として扱われた。
昭和49年12月岡山県指定 吹屋ふるさと村
昭和52年5月文化庁選定 吹屋重要伝統的建造物群保存地区

 

長尾醤油工場外観■長尾醤油は、この歴史ある街「吹屋ふるさと村」で毎日おいしいお醤油を作っています。


 長尾醤油店頭ではおみやげ用の各種製品もございますので吹屋にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

ふるさとの自然を満喫!
吹屋ふるさと村の周辺

 吹屋ふるさと村には年間たくさんのお客さまがいらっしゃいます。中にはリピーターの方も。おいしい空気とたくさんの緑、昔懐かしい町並みは、都会の喧騒を忘れ、懐かしさと心地よさで日頃の疲れを癒してくれることでしょう。
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■吹屋ふるさと 郷土館
明治12年に建てられたベンガラ工場の支配人宅を一般に公開。ケヤキ、サクラなど最上級の用材を惜しげもなく使い、宮大工が腕を振るった見事な建物です。
TEL:0866-29-2205/入館料200円
 

■広兼邸
広兼邸は、江戸末期に銅山経営とローハ(ベンガラの材料)の製造で財をなした土地の大庄屋です。お城を思わせる威風堂々の大邸宅で、映画「八つ墓村」のロケにも使われたことでも有名です。
TEL:0866-29-3182/入館料300円
 


■ベンガラ資料館
かつてのベンガラ工場を資料館としてリフォーム。ベンガラ景気に沸いた頃の吹屋の町の姿や製造工程などを知ることができます。
TEL:0866-29-2136
 

吹屋の銅山 笹畝坑道
江戸時代から大正時代まで操業した銅山を復元し、坑内を見学できるようにしたものです。冒険心をそそる神秘的な坑内は、年中15度前後と天然のエアコンが効いています。
TEL:0866-29-2145/入場料300円
 

吹屋小学校
国内最古とされる現役の木造校舎の吹屋小学校は、明治6年に発足し、同32年に吹屋尋常高等小学校と改称して現在の場所に移し、木造平屋建の東校舎・西校舎が落成しました。同42年には木造2階建の校舎本館も落成し、現在まで使用しています。
 

吹屋ふれあいの森
バンガロー、テニスコート、キャンプ場、天文台、すべり台、フィールドアスレチック、小鳥の森などのレクリエーション施設。
TEL:0866-29-2144