代々受け継いだ蔵と、製法が育んだ醤油には長尾醤油ならではの、こだわりが
詰め込まれております。
一番のこだわりは、何といっても火入れ作業にあります。
火入れ作業とは、一定の温度をかけて麹菌の活動を止めるものです。じっくり
時間をかけて、大釜で温度を上げます。その際には火加減はもちろん、その時々の醤油の機嫌を見計らい慎重に作業を進めます。
火を止めても温度はすぐに一定にはならず、その時の気温などにより、火を止めても温度は上昇を続けます。ここからは経験によって培われた勘に頼る所が大きいのです。
また、この時にアクを丁寧に手作業で取り除きます。それにより、辛みが取れ
味が丸くまろやかになります。
釜で火を入れた醤油は、機械的に多量に温度をかけた場合とは風味や香りも異なってきます。
他とは違う色、香り、風味、味を是非お試し下さい。
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長尾醤油工場の創業は江戸時代の後期、文政9年に遡ります。
当時は小作から米・麦・大豆などが入って来ており、それを原料に酒や醤油を醸造したのが始まりです。
しかし第二次世界大戦後、国の政策により大部分の田畑を失い、以後酒造りは
中止し醤油醸造一本で守り継いできました。現在も初代より譲り受けた醤油蔵で七代目(紀秀)が父・六代目(立平)に付き、
皆様の大切な食卓のお役に立ちたいと、本物の味を追求しつつ醤油造りに専念しています。
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